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実りの秋ドラマ

クリスマスに浮かれたりコスプレ美容院に行ったり年賀状書いたり小(お世辞にも大とは言えない)掃除したりと年末やることも一通り終わったので、秋からのドラマ感想をば失礼して。

ほぼ当初の予定通りに視聴完了(継続中もあり)、脱落したのは「ハリ系」だけでした。
もたいさんのハリネズミ婆さん良かったのですけどね。ただものすごくまったりしたドラマで、夜遅く仕事から帰ってきて「はあ~今日も疲れた~」とか言いながらご飯を食べつつだらっと見るのがふさわしいような感じで、録画して見ると鮮度が落ちるような気がして1回でリタイヤしました。言い訳にもなっていなくてごめんなさい。

ガリレオ

湯川の恩師役が久米宏だった瞬間に抱いた禍々しい予感は的中しました。最終回の素敵装置といい、物理とは全く関係なさげな爆弾解除といい、結局は派手な見映えだけを追求したドラマだったのかという思いが……。毎週登場した無駄に豪華なゲストも、本当に無駄だったですね。「クモハ…ハハハハハ」で変人化が加速するかと思いきや、結局女刑事とのラブコメもどきに終わって残念無念。

思えば大した予備知識もなく見始めた初回。ガリレオ先生がいっちゃった目で所構わず(または人の迷惑顧みず)数式を書き出したとき、奇妙な既視感を感じたのでした。不可思議な犯罪……女刑事……変人で天才……数式落書き……(←フレミングの左手の法則状態の手を顔に当てながら)。ああ、なんか昔見た「リモート」みたいだ、と漠然と。
それでも、一応ちゃんとした作家のまともな小説が原作だし、科学的根拠に基づく謎解きもあるし、メジャー受けの味付け(キャスティングとか)はあれどそれなりのレベルの推理物と思っていたのですが。

割と同じレベルだった

っていうか、多分、作り手の考える「受けそうなドラマ・見せ場」の発想がいまだにあの程度止まりなんでしょうね。初めは仲の悪い美男美女が段々惹かれ合うとか、時間が迫る中、爆弾のどのコードを切るかのハラハラドキドキとか。「リモート」も土9ならではのトンデモ展開が結構多かった記憶がありますが、いやあ最終回のすごさでは一歩も引けを取らなかったです、「ガリレオ」。

余談ですが、北村一輝氏は静止画で見たほどキモくなかった。しかしどうしてあんなトッポジージョとかウッドペッカーみたいな声なんでしょう。可哀想に。

もやしもん

ドラマじゃないですけど、連続して見てたので(しかしバレーボールで時間が変動するのが痛かった……)。
原作漫画付きのアニメとしては、「色つけただけじゃん」という事もなく、なかなか満足いく出来だったと思います。でもほんのイントロで終わったので、原作を読んでいない人はアレで納得するんだろうか?
菌劇場ー♪」だけ保存版にして、あとは本日サクッと録画消去しました。どーもねー。

歌姫

昭和30年代目当てだったのですが、ストーリーが予想外の良さでした。なんかね、心が洗われましたよ。最終回では始まって25分くらいから嗚咽が止まらず、TVの前で「うっ、うぁっ、うえぇ、うぉっ」と怪しい声を上げ続け、翌朝は目が腫れておりました。あの泣け方は半端じゃなかった。
長瀬智也、斎藤由貴、高田純次ほか主な出演者の熱演の中、特筆すべきは相武紗希嬢の体現した健気と純情。まあ本当になんて可愛らしいんでしょう。可愛いだけじゃない、土佐弁で啖呵を切る姿には惚れ惚れしました(あの瞬間、夏目雅子様に並んだと言っても過言ではない)。

原作(演劇)があるから調べれば結末もわかってしまうし、しかも初回でほとんどネタバレしている、それでも最後まで見ずにはいられなかった渾身のドラマでした。CGとか使わずに再現された昭和30年代も、懐かしくて良かったです(←リアルでは知らないんだけどね)。

SP

さらっとした作り、身体感覚に訴えるアクション、結構好きです。ただ、バックにクラシック音楽を流す手法は妙に鼻について、余り好きではありません。時々感じる「踊る」臭さも気に入りませんが、もし高橋克実氏が出るのなら我慢してもいい。

実は初めてドラマで見る岡田准一君、悪くないです。露木さん演じる元首相(爆笑)を護り切って、病室から聞こえる(多分彼の耳にしか聞こえない)孫との他愛ない会話を聞き、エレベーターの扉が閉まる向こうで微かに笑みを浮かべるシーンにはゾクッときました。もしかしたら少し「リベリオン」のラストシーンに似ていたからかも知れません(いや全く違うかも知れません)。岡田君のランニングシャツ姿には別に何も感じませんでしたが、変装で白衣を着たとき、肩がもっこりして(と言うか袖がパンパンにつまって)いるのには見とれてしまいました。やっぱりいいね白衣は(違う)。

堤真一氏は相変わらず「(ライチさん仰るところの)泣きそうな顔」で中間管理職に苦悩していますが、もうちょっとサービス見せ場があっても良さそうな。堤さんがダメなら代わりに真木よう子嬢のm(ry
(上記ライチさんのブログの「堤真一バトン」は必見です。空前絶後です。さらにお宝画像満載です)

ちょうど再放送があるので録り直しておこ。

ちりとてちん

予定にはなかったのですが、10月終わりくらいからハマりだし。
やくざな叔父さん(京本氏)・やくざの師匠(渡瀬氏)・マタギのお父ちゃん(松重氏)と、意外な役者さんの人情味あふれる芝居に泣き笑い。女の子が主人公ゆえに(古い)少女漫画的展開も多いのですが、それでも元少女達の「身につまされる…」という声をちらほら聞きますので、結構リアルなドラマだと思います。

個人的には、70年代フォークがかかりまくりの飲み屋シーンが好きですねえ。今週で言うと、「年季明けの噺家ほど貧乏なものはない」と話すバックにうまいこと「神田川」が流れておりました。前に草原兄さんが名調子で「いちご白書をもう一度」を歌ったのも良かったなあ。

――という訳で、少ないながらも、じっくりと何度も視聴できるドラマに出会えた秋。豊作ではないけれど収穫あり、ということで。

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