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生きにくい日々

TVをつけっ放していたら、「バッテリー」が始まった。かつての木曜時代劇の時間帯が、鳴り物入りでドラマ枠に変身して最初の作品。

話題の小説が映画化に続きついにドラマ化!ってことで結構なCM攻勢をかけていたから知らなくはなかったけれど、主役の子が関西ジャニーズJr.とかで何だかセリフも棒読みだったので、別に見なくてもいいやと思って初回はパスした。

で、見るともなく。

超天才ピッチャーだがコナマイキな主人公。天才にありがちな、協調性なく人を見下したような言動が、チームワークスポーツで矯正されていくのだろうか……(すみません、原作読んでいないので本当はどうなんだか知りません)、などと無責任に考えていたところ。

もちろん彼は普通にそばにいたらカチンとくるようなタイプの子供なわけなのですが、それ以上に、彼の周囲である家庭や学校があまりに彼を抑圧しているように見えて呆然となりました。

意思疎通よりも、ネクタイをちゃんと締めることを優先させる上級生。
規則を盾に威圧的高圧的に生徒を管理し従属させようとする教師。
真面目な女の子が「あたしもうみんなを疑うの嫌なんです」と泣いて拒否するような、風紀委員という役割。
子供の意思を推し量らず(まあ彼も思春期の男の子らしく言葉足らずなところはあるのだが)、自分の言いたいことばかりを言いまくる母親。

うううう。息苦しい、息が詰まる。

――と思っていたら本当に胸が苦しくなって、視聴中止

「金八先生」「中学生日記」(どっちも長年見てないけど)的な、ちょっとこう居心地の悪い感じの学園ドラマとしての描写がリアルすぎたんでしょうか。それとも私が過剰に主人公の中学生男子に感情移入したんでしょうか。よく分かりませんが、とにかく精神的な監獄にいるような感じが耐え難かった。

地方の学校だからなのか、今の中学校全体があんな風なのか、それとも主人公を引き立てるためにフィクションとして誇張して描かれているのか、いずれにしても中学校という場所で生徒として生きるのは御免蒙りたいと強く思いました。ああ大人で良かった。

実は過去に同じような経験をしていた!とかだと「過去のトラウマがフラッシュバックして」とそれこそ出来の悪いドラマみたいな事になってしまうのですが、あいにく中学時代はケダモノというか馬鹿というか、何も考えていない子供だった(今も大して変らない)し、野中の花園的学校ではそんなに締めつけが厳しくもなかったので、抑圧されたような覚えはないし。
むしろ「ちりとてちん」のビーコちゃんのように、理想と現実のギャップに打ちのめされる自意識を日々持て余して、生きるのがしんどかった(……自滅?)。大人になったら嘘みたいに楽になりましたけどね。若さなんて惜しくないさ。

で、主人公が毎日を「生きにくい」と思っているかどうかは分からない(「面倒くさい」程度かも。いや実は全然屁のカッパだったりして)ですが、得難い才能と唯一の相棒とを頼みにする彼が、今後閉塞感に満ち満ちた学校でいかに生きていくのか、そのあたりに注目して見てみようかと。

来週も胸苦しくなったらどうしよう。
でも、星飛雄馬と伴宙太ってわけにはいかんからねえ。平成はね。

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