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大丈夫、君は一人じゃない

7月からのドラマが一斉にスタートして、ただいまあれこれ選別中。

そんな中で、引き続き楽しく見ている「ケータイ捜査官7」。話もバリエーションがあって飽きません。

12話「地球最期の日」も良かった。

新聞の番組紹介欄を見た時は正直「ええええ」でしたが(だって、「明日のリアル」を追求しているのに「アンカーは実は宇宙防衛組織」って書いてあったんだもん、あり得ないっしょ)、しかし瞳子さんの太腿が映った瞬間、なーんだやっぱ芝居じゃんと安心しました。

あんな見るからに「謎の円盤UFO」な衣装(またはピンク・レディな衣装)で騙されてはいけないよ、ケイタ君。いくら平成生まれだからって素直にもほどがある。

アンカーという組織、全社あげて仮装(ミッキーの銀髪エクステ、意味あるのかhappy01)し、「カプリコン・ワン」ばりの壮大な新人歓迎会を行うとは、いまどき何て余裕のある会社なんでしょう。人材育成という点で非常に熱心です。世界トップクラスのIT企業でもここまではできないのではないでしょうか。オーナーだか会長だか(←益岡徹氏だっけか)の経営方針なのだとしたら素晴らしいです。

人材探しも社員自ら行っているようですし、女性社員は容姿がかなり重要視されている(まあ、前述「謎の……」のS.H.A.D.O.でもそうだった)ようであるものの、全体としてはおおむね能力主義っぽい。
また、社員教育はOJTメインですが、フォロー体制も万全な様子。

良かったねケイタ君。
在学中から優良企業に正社員待遇で、前途洋々だYO!(あ、あやめちゃんclover

てなわけで13話のケイタ君は超やる気モード。リアルな明日のために若い子を育て伸ばすことが、今の社会では大切なんですねきっと。

そしてこの回では、やはり高校生の同僚が登場。ケイタ君とカラーは違うけれど、お互い認め合う仲になるという話(しかもこの同僚がまた芸達者子役の森田直幸君、「ちりとてちん」での草々兄さん少年時代役以来だ)。ライバル登場で、ますます面白くなりそうです。
 

ところでこの作品を「少年の成長物語」と考えたとき、話として巧みだと思ったのは、ケイタ君のロールモデルとなる滝本さん(そう、津田寛治史上最もカッコいい、エージェント滝本だ!)が故人であるという点です。

人間の成長には目標となる存在が欠かせませんが、その存在も人間なれば常に不変とは限りません。しかし不幸にして亡くなってしまった場合、その時点からもうその人は変わらない。揺るぎない目標点として変わらず存在し続けるという訳です。

ちりとてちん」でのおじいちゃんや草若師匠がそうでした。その死後も、弟子にとっては、追い続けてなお到達し得ない目標としてありました。おそらく滝本さんも同様で、ケイタ君にとって彼は出会った(そして別れた)日のまま、常に目指すべき目標・従うべき指針として存在し続けるのでしょう。

似たような作品で考えますと、たとえば「仮面ライダー響鬼」で、明日夢君を助けたヒビキさんがそのまま屋久島で鬼籍(シフト表ではない)に入ってしまうようなもので。そのとき明日夢君がどうするか興味深いですが、1話2話にしてタイトルロール不在はさすがにマズいだろうなあcoldsweats01

ということで、「滝本さんの代わりに」「滝本さんのように」と進む道を決めたケイタ君が、名実ともに後継者となってゆく過程が本筋だと見ております。もちろん彼は目標とするエージェント滝本ではなく、唯一無二のエージェント網島となるに違いなく。

余談ですが、網島(初め綱島かと思った……乱視&老眼には見分けがキツいのですよ)という名でまず連想したのが「心中天網島」。まあ心中は関係ないから置いといて、「天網島」からは当然「天網恢恢」(「天の網は決して悪を見逃さない」)を連想。網島の「網」には「web」の意を持たせてあると公式か何かで見ましたので、まさに「ケータイ捜査官」というサイバーなヒーローとしての体をうまいこと表している名と言えましょう。

1話と12話は、シリアスとコミカルというテイストは違えど、ケイタ君が己のなすべき事を全うしようと情けなくも必死に奮闘する点で共通していて、どちらも思わず熱くなる話だったのでした。「ヒーローの誕生に立ち会ってる感」がいいです(産婆さんか)。
 

ところで。
最近セブンが「バディ」って言うのを聞くと、何故かクラッとくるのですが、これは一体何なんだろう。

 

……恋?(変)

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