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磐音、多忙を極める

「陽炎の辻2 ~居眠り磐音 江戸双紙~ 第3回」

「土曜時代劇」30分枠のせいでしょうか、盛り込み過ぎかつ散漫な印象が……。

鎌倉から戻るとすぐに石運びをする羽目になり、その合間を縫っていきなり知人が現れ仇討ちに助太刀する磐音様、お忙しいです。しかし忙しい割に余り金にもならずお可哀想。というのも、鎌倉行きだけが今津屋関係の業務で、石運びは助っ人、仇討ちは恩返しだから。

しかしながら、飯はガツガツ食うが金にはガツガツなさらない方なので、余りお困りな風でもなく。

あ、妹御への祝いの品立て替え分をおこんさんに返さねばなりませんが、いざとなったら体で払えばいい話。

散漫な感想と疑問:

半日を共に過ごした磐音様より、今津屋お内儀に推されたお佐紀様のお答え、「私は江戸の海が見とうございます」は、

one「相模の海より江戸の海」という強烈な上昇志向upの表れ
two他人の嫁になってでも磐音様のそばにいたいという倒錯した恋愛感情heartの表れ

のどちらなんでしょうね。
ちなみに、個人的にはtwo寄りで両方。だってこの仕切り好きなお嬢さんの磐音様への食い付き方、尋常ならざるものが感じられましたもん。ああ、磐音様も罪なお方よのう。

さて今津屋から長屋へ帰ってみれば、不精髭の竹村さんが仕事で怪我をしたと訴える一方、横にいる品川君は酒を飲んで仕事をしたせいだとご注進。あの、いちいち磐音様に報告しなくていいから。
お手当を値切られて嘆く竹村家一同。「仕方がない、足りない分は私が代わりに働こう」と啖呵を切る品川君。……この人「2」では微妙にキャラ変わってません?ヒゲなど生やして何か心境の変化でもあったか?磐音様の世話になる立場から、竹村さんの世話をする立場になってますし。
が、品川君だけでは足りないからと、磐音様も石運びをすることに。やっぱりダメじゃんdespair品川君

ハードワークの合間には訪問者が。かつて磐音様が色街行脚(←けしからぬ意味ではございません)をした折金沢で知り合った鶴吉なる男、江戸に戻ったので顔を見たかったと。賀集利樹が時代劇ィー?!と思いましたが、他が大したことないせいか訳ありの遊び人役がなかなかにいい感じでした。

二人が話すのが何故か地蔵湯2階→竹蔵親分が鶴吉を探索……って流れが、取ってつけたようでイケてません。竹蔵親分から磐音様が報告を受けていると、笹塚様が一枚噛もうと登場するのも妙にせっかちでいけません。

このへんの展開や説明っぽい会話が、端折った感じにつながってるんでしょうか。でも磐音様と鶴吉が飲み屋で語らうシーンは、カシューの台詞回しも良く、悔やんでも悔やみきれぬ過去を持つ男二人の胸の痛みheart03bottleが伝わって参りましたよ。

しかし、なぜかクライマックスで笑いを誘われるのがこのお話の不思議なところ。

鶴吉が家を譲ったはずの兄、毒婦と化したかつての想い人、賭場のちんぴら共、と勢揃いして乱闘(←主に磐音様担当)になりますが、その間に兄が女を刺し、ちんぴらの一人が兄を刺し、ちんぴらを鶴吉が刺し、と数珠つなぎというか団子状態

すごい。こんな絵面、あの「必殺」でも見たことがありませんcoldsweats02

もちろん最後は磐音様の見せ場ですが、もう多くは語るまい……。

お縄を覚悟した鶴吉にしばらく江戸を離れろという笹塚様。「時としてこの与力殿は、粋なはからいをするのです」と磐音様。
それならあの、笹塚様のお力で、吉祥天の親方を娑婆に戻して下さいまし~crying(←まだあきらめ切れない)

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あらすじリンクを貼り忘れたので追加。

投稿: 604 | 2008年9月23日 (火) 15時52分

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