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いまごろ正月時代劇・陽炎の辻

お久しぶりの磐音様、相も変わらず面白いのでありました。リアルタイムで見たら初笑いhappy02だったでしょうに、残念だ。

まず冒頭、昼間っから賑わいの中で半眼になる磐音様とVFXにcoldsweats01(揃いの羽織で歩いてる3人組がまた笑っちゃうんだけどさ)。これは本人の資質なのか、そういう流派なのか、はたまたアヤシゲなお師匠様のせいなのか……。

それから、人物名のやたら巨大な文字。いや、老眼の身にはありがたいですが、それにしてもデカすぎ。特に、餅だか大福だかを頬張っている由蔵さんの右脇に「由蔵」と出たのには、何かのギャグなのかと思いました。だって、店が映ったときの「両替商 今津屋」は普通の文字ですのに。

とまあ、常に笑いを意識した演出が相変わらずで嬉しいところですが、今回最大の萌えポイントは「瓜二つgeminiなのでございます。

後添いの決まった今津屋主人の前に、亡き妻お艶様と瓜二つの女(ひと)が!いけないと思いながらも惹かれていく吉右衛門、さあどうする!(←主演いっけい?!)
と、今回はこれが主眼ですよ。

しかし、この手をよりにもよって「2」の最終話で使っちゃったもんだから、またかよ的な二番煎じ臭さが漂ってしまうのが惜しいdespair
禁じ手とまではいきませんが、劇的効果が絶大なために使えるのは一度(あるいは忘れた頃にもう一度くらい)でしょう。ご利用は計画的にdollar

「2」で、奈緒様が前田屋さんからの身請け話を受けたのには、前田屋さんが磐音様に瓜二つだったということが大きく作用していたはずで、許婚と結ばれるという叶わなかった望みを、許婚に似た人物と一緒になることで叶えようとする心理が働いていたと言えましょう。

「他人の空似」という言葉もあるくらいで、瓜二つだからといってその二人が同じであろうはずはないのですが、特に思い入れが強い場合など、似ている点ばかりが目についたり(写真のない時代ですし)、また何か特別な縁があるのではと感じたり、ってことも。

今津屋さんの場合、瓜二つ→死んだ妻が甦ったようだ→死んだ妻のような人と少しでも一緒にいたい→熱海まで同道しませんか、と思わず知らず接近。
この瓜の片割れのお絹さん、聞けば子を産めずに離縁されたという身の上。子を産めないというところまでお艶様と似通っていて、吉右衛門様のheartをわしづかみです。

そこらへんの事情を穿ちすぎたか、異常に旦那様とお絹さんの仲を心配する由蔵さん。もう道中必ずや二人がデキてしまうと言わんばかりの取り乱しよう慌てよう。何か身に覚えでもあるのでしょうかgawk(あるのでしょう。ついでに由蔵さんの前世は、斬り抜ける道中未亡人とヤっちゃった浪人です、私には見える)。

で、大店の主としての理性を保つ一方、お絹さんの姿に愛妻への思慕湧き起こり心揺れ動く旦那様、なんつーのをもっと見たかったのですが、旦那様は主人公じゃないし、別に現金輸送という大仕事があるしで、匂わせる程度にとどまって残念。

本編はというと、伊豆熱海に六千両という大金を運ぶ道中、盗人悪漢入り乱れるを知恵と力で退ける磐音様の大活劇、そしてお絹さんは実は今津屋の金を狙った役人の……というお話(だったと思うのですが自信ないcoldsweats01)。

クライマックス、悪役人におこんさんを人質に取られた磐音様が、「かけがえのないおこんさんをどったらこったら」と、絶体絶命の状況であっさり刀を投げ捨てたのは何故でしょうか。それは(ストーリー上)お絹さんを動かすために他ならず。

吉右衛門様もおこんさんと引き換えに大事な金を渡そうとなさいます。本当は悪党になど加担したくないと思っていたお絹さんが、心根の美しい磐音様やおこんさんや吉右衛門様の危機に動かないではおられましょうか。

案に違わず、不意を衝いておこんさんを逃がしたお絹さんは斬られますが、最後に淡い恋心をにじませた言葉を残し、吉右衛門様の腕の中で息を引き取ります。吉右衛門様の方も秘かに抱いていた慕情を間近に囁き、妻に生き写しの人の命が消えるさまを見守ると。

まあ、お約束の展開でございますね。瓜二つの登場人物など、死ぬか消えるかしかありませぬ。ああ、ありがちだけどエエ話だった(まだ終わってないcoldsweats01)。

壇れい様、お艶様は「可愛いおばさん」に見えたのですが、今回のお絹さんはおばさんでもなくかと言ってお姉さんでもない、不思議なお年頃の女性でした。がっくりと息を引き取った時の首筋の美しさshineったら。

あそうそう、磐音様の萌えシーンですが、公共工事に係る汚職から地方雇用問題までの伊豆世直し旅部分は若干たるく(←松本ナレがものすごく説明的でさdespair)、ステディになったからかおこんさんといちゃつくわけでもなく、刀はいつもより多めにぶん回していたけれどどちらかというと素手の戦いの方がカッコよく……

ごめん、なかった(酷sweat02

奈緒様の身請けにより心の三角関係が終わったので、おこんさんとの少し危うかった仲もいまや磐石、ときた日にはどうにもこうにも萌えようが。

そだflair、「貧しいながらも長閑に過ごしている二人の前に、ある日奈緒様に瓜二つの女性が……!」ってのはどうでしょう。尋常でない波風が立って磐音様がまた苦しげなお顔をなさるかと思うと、ううう、たまりませんheart02

マジでやったらギャグですけどね。まさか「3」でやらないよねwobbly

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コメント

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投稿: height insoles | 2013年8月12日 (月) 01時59分

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